信頼関係と行政書士

皆さん、こんにちは(^^)
ほとんどアクセスされないブログを今日も更新しつづける林です。
その割には実は比較的楽しく書いてます（笑）

これから５月、６月にかけて新規登録されて行政書士となられる先生も多いかと思います。
この季節は時期的に登録者数が増えますね。そして行政書士はカモと思われてるのか、通称「ひよこ狩り」と呼ばれる主に右も左も分からない新人を狙ったセミナー詐欺も多いと聞きます。他の士業ではひよこ狩りなんて聞いたこともないので行政書士は騙されやすいのでしょうか。どの世界でも専門家や職人が簡単にノウハウを他人に教えるわけがありません。

「行列のできる秘伝のタレを教えます！」　参加料３万円　講師ラーメン太郎（著書多数・TV出演・講演実績多数）

例えばこんなセミナーあったとします。どう考えても怪しさ満点じゃないですか？
そもそもお前の職業なんやねん？！普段ラーメン作ってないんかい！！ってツッコミ満載です（笑）
少し冷静になって考えれば分かると思うのですが、やはり登録直後は舞い上がって周りが見えなくなる気持ちは理解出来ると思います。それに騙されるのはそこまで悲観するほどでも無いと思います。特に難関資格である士業の方は社会経験が無いまま独立される方も多いんですよね。そういう意味ではどんどん失敗して社会経験を積んで、そのうち良質なセミナーや出会いがあってチャンスを掴むこともあるでしょう。授業料は高くつきますが、何もしないよりは行動に移している分マシなのかもしれません。

それより、ひよこ狩りの被害に遭って同じような手法で騙す側になるのは止めて欲しいですね。
自分が他人に対して行った行為は、善悪問わず最終的に自分に跳ね返ってくるものだと思います。騙されても騙すのは絶対に止めましょう。

行政書士は継続的な仕事より単発の仕事を受任する事が多いと思います。しかも相手が専門的なことが分かってないのをいいことにやりたい放題出来てしまいます。また、今後関わる可能性が少ないのをいいことに、ここで取れるだけ取ったれみたいな対応をしていたら個人の信用を失うばかりでなく行政書士としての信頼も失います。仕事をしていく上で信頼は本当に大切なものです。自分自身も、信頼関係が壊れたら行政書士として生きていけないと常に肝に銘じています。

あなたは信頼ある行政書士と言い切れますか？